SWISSVAX《スイスバックス》 メールマガジン

『プロ』も間違えるワックスが通常の耐久力を発揮しない4つの原因(3)

こんにちは、SWISSVAXの松本です。
当メルマガでは、SWISSVAXによるカーケアをメインテーマにお送りしていきます。

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前回までは、SWISSVAX《ワックス》が通常の耐久力を発揮しない
4つの原因の中で大きな原因といえる

1.下地処理に《クリーナーフルード》を使っていない
 https://www.swissvax.jp/sv/archives/233/

2.カーシャンプーに《カーバス》を使っていない
 https://www.swissvax.jp/sv/archives/243/

についてお話ししました。

SWISSVAX《ワックスコーティング》は、
《クリーナーフルード》のバインダー層と、
《ワックス》を結合させる事で本来の性能を発揮する
2コンポーネントのシステム体系というお話と、

生きているワックス層を取らない専用カーシャンプー《カーバス》
を使う事で、本来の耐久力を発揮するというお話でした。

生きているワックスまで汚れと間違えて洗い流そうとする
目標に対して精度の荒いカーシャンプーを使用していれば、
ワックス本来の耐久力が出なくなるのは当然だよね、というお話かと思います。

生きているワックスまで落とす設計のカーシャンプーに対して、
生きているワックスまで落とさないでほしいと思うユーザー様。

そういった他のプロダクト同士で起こる矛盾が発生しないように、
カーケアシステム体系として全体をデザインしているのが、
SWISSVAXの製品ラインナップの力です。

今回の記事は、SWISSVAX《ワックス》が通常の耐久力を発揮しない
原因となる「3.何かのコーティングの上に使っている」についてのお話です。

■ガラスコーティングはすべり台

「セラミック・ガラス・ポリマーなどのコーティング」ではややこしいので、
便宜上「ガラスコーティング」とさせていただきます。

ガラスコーティングは大まかにいうと、その表面に何も残したがりません。
自分以外の余計なものを残さないように通常の塗装面以上にスベスベになっています。

一方で、《ワックスコーティング》はガラスコーティングの表面に塗られたからには、
それを保護する為に残らないといけないわけで、ここに矛盾があります。

この点では、ガラスコーティングと《ワックス》が抗争状態で、
先に陣地を取っているガラスコーティングの方が圧倒的に強いという事です。
SWISSVAX《ワックス》は、塗装表面(ガラスコーティングを含む)を傷めない、
つまり傷めて食らいくような成分は含まれていないのでなおの事です。

結論を述べると、ガラスコーティングの上に《ワックス》を塗る事自体は
可能ですがSWISSVAX《ワックス》の目安となる耐久性はなくなります。

オリジナルの塗装面の上であれば、SWISSVAX《ワックスコーティング》
耐久力の目安はもちろん有効です。

**重要**

セラミック・ガラス・ポリマーなどの各種のコーティングは、
3つのカテゴリーで済むというものではなく、
さらに配合や成分の違いで特徴が変わり、製品の数だけ枝分かれしています。
それらに対して細かな検証は行いませんので、あくまで一般論として書いています。

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■それでもガラスコーティングの上に施工するメリットは?

ガラスコーティングの上に塗れば耐久力はどうなるかについてお話しましたが、
SWISSVAXは、車両本来の塗装を美しく保護するワックス開発を行っています。
ガラスコーティングの上には、SWISSVAXのワックスがたまたま使用できるという
オマケ要素であることをご理解いただければと思います。

しかしながら、強調して言いますが、
SWISSVAXがチェックを入れている、オリジナル塗装面への品質・仕上がりとは
まったく別の事となりますので、正規施工本来の品質で無い事はご理解ください。

そのために、このテーマについての公式見解はなく、
これより先は日本独自の補足情報が多分に含まれます。

あえて使用する事のメリットを挙げるとすれば、このようになるようです。

・ガラスコーティングでは達成できない濡れたような艶。美観の補強。
 耐久力を一旦おいたとしても、特にショーイベントなどで活躍。

・ガラスコーティング上の小傷を減らす、あるいは目立たなくする。
 再施工までの間、劣化の一途をたどるコーティングに対して、
 ワックスを塗るたびに都度新品のような風合いが復活するワックスで化粧。

・ガラスコーティングの天敵ウォータースポットからの保護。
 ワックスが噛んでいる間は《クイックフィニッシュ》だけで容易に除去が可能。

・近郊ライバル店どうしで、ガラスコーティングの仕上がりに差が出ないので、
 納品時にSWISSVAX《ワックス》をトップコートで仕込んで美観の底上げ。

※これらは、あくまでご購入者様からの聞き取りでわかっていることを
 挙げていますので SWISSVAX JAPANが推奨しているわけではありません。

各種コーティングから見れば、こういったメリットがあるようです。
反対にSWISSVAX《ワックス》の本来の耐久力の出る施工方法を行っていないと、
説明していただけるわけではないので、《ワックス》の耐久力が無いという
誤解を非常に受けやすいデメリットともなっています。

SWISSVAX JAPANとしましては、
SWISSVAX《ワックス》を好んで使っていただけること自体は、嫌な気がしない。
しかし、それが本来の性能と誤解される場合には、大変嫌なものである。
という事ですね。

■ガラスコーティングの上に、できるだけ耐久力を残したい場合

SWISSVAXのどのワックスを選択するのかについて、
少しだけヒントを残していきます。

例えば、ベンツ専用ワックス《ジンデルフィンゲン》は、専用品ゆえに一年ほどの
耐久力を得たワックスですが、ベンツの上にガラスコーティングがされてしまった
時点で、SWISSVAXの《全車種対応型》を使用する方がよくなります。

本来ワックスを塗るべきベンツ専用の塗装面ではなく、
ガラスコーティングという全く別の場所に塗る事になるからです。

同じガラスコーティングがなされれば、それらは同じ表面を持つ兄弟となります。
それがフェラーリであれ、BMWであれ、ヤリスであれ、同じです。
各車両別ワックスの専門性ゆえの効果は失われます。

そういった場合《全車種対応型》の中でも、ある程度他のコーティング上での
作動も考慮に入れられて開発しているのが《ミラージュ》です。
もちろんすべてのものと相性が良いかはわかりませんが、
コーティングの上でもなじみが良く、相性によっては
8カ月後もワックスコーティングが残っている事例もあるようです。

SWISSVAX《ミラージュ》200ml
https://www.swissvax.jp/SHOP/SE1015561.html

《シールド》は、もともと耐久力の高い製品です。
《ミラージュ》より長く持つことが十分期待できる一方で
比べて、PTFEが配合されているため繊細な施工が求められる難しい点があります。

SWISSVAX《シールド》200ml
https://www.swissvax.jp/SHOP/SE1015110.html

※一般的なワックス並みの耐久力でよければ、
 《全車種対応型》のどれでも良いと思われます。
 銘柄により艶の深みが異なるので、
 その点だけでお楽しみいただければと思います。

■今回の終わりに

いかがでしたでしょうか?

日本は独特で、コーティングの普及率が高いことと、
お客様の中でよく相談を受ける作業実態を鑑みて、このテーマを書きましたが、
正直あまり気乗りのしないテーマでした。

後半は、蛇足記事となりましたが、
ガラスコーティングの上では、耐久力が落ちるという話だけでは
ユーザー様にとって、あまり利益のあるお話とも思えませんでしたので、
それでもマシになるヒントを提示するといった形となりました。

ガラスコーティングから見れば、SWISSVAX《ワックス》を塗るメリットがあるようですが、
ワックスから見れば、長所をいくつも削られていくのでデメリットの方が多いです。

耐久力の低下以外の多大なデメリットについては、
この『プロ』も間違えるワックスが通常の耐久力を発揮しない4つの原因
の終了後にまた機会があれば触れます。

今までで通算4回記事をお送りさせていただきましたが、
2.カーシャンプーに《カーバス》を使っていない
3.何かのコーティングの上に使っている

これらに共通している事は、いわば”赤の他人同士”が相手と相談せずに
次々に折り重なる不協和音が原因で、
ユーザー様にとっての理想の完成系にたどり着いていないのでは?という事です。

次回は、
4.他の製品を挟んだりして独自ルールを楽しんでいる
という最後の原因についてあまり悪くならない方向で考えてみます。

『プロ』も間違えるワックスが通常の耐久力を発揮しない4つの原因
がテーマですので、こういった内容になってしまいますが、

私たちは個々が研究する独自のカーケア理論、カーケア方法を
楽まれる事に関して全く否定しません。
色々な組み合わせを試すのが楽くてしておられる事かと思いますし、
SWISSVAXのあずかり知るところではございませんので、
その限りにおいては誰しも自由でよいと思っています。

一方で、本来の耐久力・美しさを最短でご希望の場合には、
腰を据えてSWISSVAXに一度どっぷりと浸っていただければと思います。

次回の配信は、11月27日(土)を予定しております。

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本通信および添付資料に記載されている見解は、必ずしも会社の見解を反映するものではありません。